みてねで義母とトラブル?ストレスを減らす設定方法と対処法まとめ

家族みんなで子どもの成長を見守れるのが魅力的な写真保存アプリの「みてね」。
離れて住む両親や義両親にも子どもの写真を手軽に共有できるのは、育児中の家庭にとって心強い味方です。
でも実際に使ってみると、
「義母からのコメントがちょっと重い」
「写真を勝手に保存されていた」
「設定が難しくて困った」
など、予想していなかったストレスを感じるママも多くいます。

私は色々と考えた結果、夫婦で楽しむためのアプリと家族へ写真をシェアする方法は分けることにしました。
せっかく家族のつながりを深めたくて始めたアプリなのに、それが原因でモヤモヤするのは本末転倒。
この記事では、よくある”みてねトラブル”の実例とその背景を紹介しながら、ママがストレスなく使い続けるための設定と対処法を解説します。
よくある「みてね」トラブルとその背景
SNSに投稿されている実際に起きているトラブルを見てみましょう。
義母からの過剰なリアクション・干渉
孫を可愛がってくれるのは嬉しいけれど、毎回長文のコメントが届いて正直しんどい。
投稿するたびに反応されると、だんだんプレッシャーを感じてしまいます…
写真を投稿するたびに義母から長文コメントが届く
育児アドバイスが繰り返される
「もっと投稿して」と催促される
など、反応が過剰で負担に感じるケースです。
孫への愛情や距離を縮めたい気持ちから、善意で熱心に関わろうとする結果、かえってプレッシャーになることも。
悪気がなく言っている場合も多く、ママから気持ちを伝えるのは難しいですよね。
SNS文化に不慣れな世代ならではの距離感のずれも影響しています。
コメントによるストレス
コメントが怖い
「この服寒そうじゃない?」って言われて、なんだか責められている気分に…。
コメントが怖くて、投稿するのがイヤになってきました
悪気はなくてもママにとっては気になるコメントがストレスの原因に。

干渉の時と同様に、価値観の違いや、文字だけのコミュニケーションで意図が伝わりにくいことが要因。
善意でも受け取り方にズレが生じやすい部分です。
また、全部の写真に対してコメントがきたり、全然関係ないことをコメントされたりして、削除しようにも関係性が気になってそのままになってモヤモヤするケースもあります。
写真の無断使用・二次利用
子どもの写真を勝手に…
年賀状にうちの子の写真が勝手に使われててびっくり…!
事前に一言あればよかったのに。どこまで共有されているのか不安になります
みてねに投稿した写真を意図しない形で拡散されたケースもありました。
義家族が年賀状に使った
親戚に転送した
スクリーンショットをSNSに載せた

「家族なんだから自由に使っていい」と思っている場合があるかもしれません。
また、デジタルデータの扱いやITリテラシーに関する認識が世代間で大きく異なることが背景にあります。

最近でも可愛い孫を自慢したいあまりに子どもの名前や写真も隠すことなく投稿しているのが炎上していましたね。
夫が勝手に公開設定していた
勝手に設定を変えられていた
いつの間にか義両親が全ての写真を見られる設定になってた…!
夫に相談もされてなくて、すごくモヤモヤしています
夫が義家族を招待・承認していたり、ママの知らないうちに公開範囲が拡大していたケース。
夫本人は自分の家族に見せたいという気持ちでやる場合がほとんどだと思います。
「家族なんだから見せて当然」という夫側の認識と、「写真の内容に応じてコントロールしたい」というママ側の意識のズレがトラブルの背景にあります。

散らかった部屋やすっぴんの写真、あまり見せたくないものがあったりするもの。これらはコメントがきたりしてさらにトラブルに発展しやすいです。
アプリ操作がわからない義両親
わからないなら使わないで
何度も「見られない」って連絡が来て、そのたびに説明するのが大変…。
でも放っておけないからストレスです
「見られない」「通知が来ない」「写真が消えた」など、基本操作が難しいと感じる義両親から頻繁に問い合わせが来る。
親世代がスマホやアプリ操作に慣れていないことが主な要因です。
教える人が近くにいないと解決できず、ママに負担が集中しがちになってしまいます。
当サイトにおいてもみてねの操作に関する問い合わせがくることがしばしばあります。
※当サイトにお問い合せいただいてもサービス関係者ではありませんので回答はできかねます。
トラブルを防ぐための「みてね」設定ガイド
よくあるトラブルを防ぐためにできるみてねでの設定について、具体的に設定方法の手順も交えながら解説します。
- 公開範囲の設定
- コメント制限
- みてね履歴の設定
- アップロード制限
- ダウンロード制限
写真ごとの公開範囲を設定する
投稿時に公開範囲が設定できます。
無料版では、「家族全員」「夫婦のみ」のいずれか。
有料のみてねプレミアムに加入するとさらに細かく公開範囲を設定できるようになります。
- 「+追加」から写真を選択
- 「限定公開」→「+公開範囲を作成・編集」を選択
- 新しい公開範囲を登録
公開範囲をコントロールすることで、心理的な距離感を調整できます。
- 普段の成長記録は「家族全員」
- お風呂後の写真や体調の話題は「夫婦のみ」
- 両親が写っている写真は「それぞれの親族のみ」
公開範囲の詳細設定のほか、みてねプレミアムに関しては別の記事で詳しくご紹介しています。
▶ みてねプレミアムには加入するべき?
コメント制限の活用
コメントがストレスになる場合は、思い切ってコメント機能をオフにしましょう。
- 「家族設定」→「アルバム詳細設定」
- 「コメント機能の設定」を選択
- 「全員コメント不可」を選択
特定の人のみに制限することも可能です。
「いいね」だけでも気持ちは伝わるとあらかじめ伝えておくと、角が立ちません。
みてね履歴の設定
誰がいつ見ていたかがわかる「みてね履歴」も、監視されているように感じるなら設定をオフにすることをおすすめします。
- 「家族設定」→「アルバム詳細設定」
- 「みたよ履歴の設定」を選択
- 「オフ」を選択
アップロードの制限
みてねを「招待者は見る専用」にしておくことで、データの管理がしっかりできるようになります。
- 「家族設定」→「管理者以外のアップロード」
- 「オフ」を選択
ダウンロード制限
SNSへの投稿や無断での写真利用を防ぎたい場合には、みてねアプリから写真がダウンロードできないようにする設定も有効です。
- 「家族設定」→「アルバム詳細設定」
- 「写真・動画のダウンロード許可」を選択
- 「管理者のみ」を選択
利用前に家族内のルールを決めておく

みてねの設定を自分たちにあった方法で設定した後は、トラブルを防ぐために家族で以下のような最低限のルールを共有しておきましょう。
- 写真を外部使用する場合は事前に連絡する
- コメントは簡潔にする
- 操作で困ったら夫に連絡する
話し合いは面倒でも、後のトラブル回避につながります。
義両親がスマホに不慣れな場合は、対面で一緒に操作して説明するのがベストです。
もしくは、みてね公式のサポートページ(https://mitene.us/help)をLINEなどで送ってもOK。
最初の設定がスムーズにいけば、後々の負担も減ります。
管理者として「みてね」とどう向き合う?
投稿のペースは自分で決めてOK
義家族に遠慮して無理に投稿する必要はありません。
「今は忙しいので、週末にまとめて投稿しますね」など、自分のペースでやり取りして大丈夫です。
全員に見せる必要はない
「家族なんだから全部見せるべき」と思い込む必要はありません。
自分が不安に感じる写真は、無理に公開しない選択も大切です。
比較しなくていい、自分の家庭に合う使い方を
他の家庭の使い方と比べて「うちは冷たいのかも…」などと感じる必要はありません。
家庭ごとに距離感や関係性は異なるもの。正解はひとつではありません。
みてねの設定を活用して楽しく写真共有

「みてね」で起こりがちな義家族とのトラブルは、設定や使い方の工夫で未然に防ぐことができます。
ママが管理者として無理なく安心して子どもの成長を共有できるように、アプリの機能を上手に活用しましょう。
大切なのは、あなた自身が「心地よく使える」と感じる距離感とルールを見つけること。
ストレスを感じる前に、今回の対処法をぜひ参考にしてみてください。