保育園の利用承諾がきて、いよいよ入園に向けての準備が始まりますね。
入園準備をする際には、まず園からの持ち物リストをもらうまで待ちましょう。
園によって持ち物も違うし、サイズや柄の指定があることも多いです。
私の子どもたちが通っている保育園はとても柔軟なところで、使えれば何でも良いよ!スタンスを取ってくれます。
ところが、実際に通っていると「もう少し慎重に選ぶべきだった」と思った点がいくつかありました。
そこで今回は、0歳入園に焦点を当てて入園準備で注意しておきたいことについてご紹介します。
この記事でわかること
デザインの選び方
無難なデザイン
せっかく準備したのにすぐに買い替えなんていうことが起きないように、準備の前にぜひ読んでいってください。
0歳入園準備のデザイン選びのポイント
実は、園の指定がないところほど持ち物選びは難しいです。
何でもいいが1番困るやつですね。
0歳クラスでは主に保育士の先生が身の回りのお世話をしてくれます。
1歳クラスへ進級する前の2月頃から、少しずつ自分でやる練習を取り入れていきます。
それらを踏まえた上で、チェックしたいデザイン選びのポイントはこちら。
- 安全性が考慮されているか(機能)
- 保育士が使いやすいか(機能)
- キャラクターがOKか(デザイン)
- 識別用に使用するマークの種類(デザイン)
これらは園の方針がありますので、入園前の面談時にぜひ聞いておくようにしてください。
安全性が考慮されているか
0歳クラスで最優先したいポイントは、安全性。
一般的な園児(3歳以上)向けに作られている商品の中には、赤ちゃんが使用して思わぬ危険がある可能性が否定できません。
例えば、ビーズやラメがついたデザインでは誤飲の危険が出てきます。
子どもにとって便利な機能がついているとしても、0歳クラスの子に必要なければシンプルな物を選ぶようにしましょう。
保育士が使いやすいか
安全性を考慮しようとダメなものを確認しても、思いつかなくてすべてに回答がこない場合もあります。
実際に園に確認する際には「保育士さんが使いやすい物」は何か聞いてみてください。
先生が教えてくれる物を選べばほぼ間違いなし!
0歳クラスでは、1人で3人の子どもたちのお世話をします。
先生の負担が少しでも減らせるように、先生の使い勝手というのも選び方のポイントです。
もし使いたい物が決まっているようなら、機能性やデザインを説明して問題ないか確認してみてもいいですね。
キャラクターがOKか
持ち物の柄選びで必ず確認しておくべきことが、キャラクターがOKかどうか。
これは、ダメなところは明確にNGと言うところがほとんどです。
仮に記載がなかったとしても、念のため確認しておくといいですよ。
キャラクターの商品は非常に可愛いですが、0歳クラスだとちょっとトラブルになることも。
実際に私の娘はキャラクターの洋服を着ていたことが原因で、お友達に押されてしまうことがありました。
アンパンマンが好きでよく着せていたのですが、みんながアンパンマンを身につける前のことです。
うらやましく思ってしまったのかな?と思います。
みんながアンパンマン好きになる頃にはトラブルなく、みんなで見せ合いっこをしています。
識別用に使用するマークの種類
そして、意外と見落としがちなのが、子どもが自分の持ち物を認識するために使用するマークの種類の確認です。
園によりますが、字が読めない子どもでも自分の持ち物がわかるように、1人1人にマークをつけることがあります。
他のお友達と区別を付けるためのマークなのに、知らずに他の子マークのデザインの持ち物を買ってしまうと混乱しています。
マークの意味がなくなってしまいますね。
これも実際に娘とお友達で起きました。
私が利用する保育園では、1歳への進級前にマークを子どもたち自身が決めます。
娘は保育園入所前にいちごがとても好きだったので、お名前シールや持ち物をできる限りいちご柄にしていました。
ところが実際に選んだのはりんご。
そして、別の子でいちごを選んだ子がいたのでした。
字が読めない子どもたちにとっては、マークの横に名前が書いてあっても違いはよくわかりません。
混乱やトラブルを引き起こさないように、こちらがすべてりんご柄で買い直すことにしました。
今回は自分が対応することで済みましたが、これが逆となるとまた難しいですね。
園で使うマークはどんな種類があるのか確認しておくとデザイン選びがしやすくなります。
柄(デザイン)選びの共通点
デザイン選びの中でも、特に柄についてすべての持ち物に共通するするので、先にまとめて紹介します。
- マークが決まってれば極力その柄を選ぶ
- テーマカラーを決めてカラーを統一
- 同じ柄でいっぱい買う
マークが決まっていれば極力その柄を選ぶ
もし、入園前から子どものマークが決まっているようでしたら、極力そのマークが描かれた柄を選ぶようにしましょう。
子どもが自分のものだと認識しやすくなります。
テーマカラーを決めてカラーを統一
まだマークが決まってないケースがほとんどだと思うので、最初はテーマカラーを決めておくと良いです。
生まれてからよく選ぶ色ってありますよね。
子どもにとって身近なカラー統一して、わかりやすいようにしておきます。
同じ柄でいっぱい買う
タオルなど複数枚買うときに色々なデザインを選びがちですが、ぜひ同じ柄を選んでください!
名前も読めない、マークもまだないという状況で、自分の物だと認識していくのは大変です。
次の日も同じ柄、全然OK!
もし気になるようなら、3種類くらいのデザインでローテーションするといいですよ。
タオルやお食事エプロンなど複数枚使う物は、1日の持ち物としては同じ柄になるようにします。
失敗しない無難なデザイン
4つの選び方のポイントや私の保育園で実際に使われている物をもとに、失敗しない無難なデザインを紹介します。
今回は、どの園でも使用するであろう代表的な持ち物をピックアップしました。
- 登園バッグ
- お昼寝布団
- お手拭きタオル
- お口拭きタオル
- お食事エプロン
- 靴下
園に指定がない物の選び方の参考にしてみてください。
登園バッグ
登園バッグは親の使いやすさを優先に、シンプルなデザインを選ぶのがポイントです。
- レッスンバッグ
- トートバッグ
実際に使っている物をみると、上記の2種類です。
子どもが持つことはないと思うので、大人が持ちやすいサイズやデザインを選んでください。
理由は、徒歩登園だからです。
お昼寝布団も持たなければいけないので、登園バッグはリュックにして親が背負って登園しています。
リュックは2歳クラスからみんな使い出すから、先に選んでも大丈夫。
でもこれは、2人同時に登園では不向きでまた失敗。
下の子はショルダーバッグにもなるトートバッグしました。
お昼寝布団
敷き布団、掛け布団
サイズ指定がなければ、一般的なサイズの中から選びましょう。
敷き布団の中綿の厚みなどに種類がありますが、3cmより厚手のものは避けておくと無難です。
このあたりは園から指定があるケースが多いですので条件に当てはまるものを選ぶようにしてください。
特に指定がない場合は、2つ折り・3つ折りにしやすく、薄めでもある程度の固さがあるものを選ぶようにしましょう。
- 70 * 120cm
- 2つ折りにできる
- 洗える
トイトレ期のおねしょを考慮して、洗えることも条件に加えると選択肢はかなり少なくはなってしまいます。
ただ、お昼寝布団は子どもの大事な睡眠時間に使う物です。
ここは価格を妥協せず、最適な物を選ぶようにしています。
布団カバー
お昼寝布団に限っては、できるだけシンプルで睡眠を邪魔しない柄を選ぶのもポイントです。
こればかりは自分の家だけでどうにかできる話でもないですが、それでもキャラクターは避けたほうが無難です。
寝る前なのにテンションが上がってしまっては大変ですからね。
素材については、できれば子どもの肌にやさしいものを選んであげましょう。
ポリエステルが含まれていると、シワがつきにくいものの、毛玉は固くガサガサした肌触りになりました。
でも、乳児湿疹のある娘には合わず、午睡明けに肌が赤くなっていたとよく報告を受けます。
2人目の保育園準備のときに、上の子のも含めて買い直しました。
- ファスナータイプ
- 綿100%
- ガーゼ素材
汗を吸収してくれて、肌にやさしい素材、そしてシンプルなデザインを選びました。
お手拭きタオル
お手拭きタオルは、ループ付き推奨!
素材はお好みにはなりますが、ガーゼやふきんのような物よりも、いわゆるタオル地が無難です。
また、表面に柄が印刷されているようなものではなく、両面しっかり吸収してくれるタイプがオススメ。
自分でうまく手が拭けないので表裏関係なく使える物を選びましょう。
ちなみに、有名な子ども用品店で購入すると、かなりの確率でかぶります…。
- ループ付き
- ネームタグ付き
- 両面パイル
- しっかり吸収
- 大きめサイズ
条件に当てはめていくと、動物やフルーツなどマークに使われそうな柄がないものを選ぶのがかなり大変です。
お口拭きタオル
お口拭きタオルは、お手拭きと兼用するか専用にするかをまず決めます。
私の園は分けている人がほとんど!
私自身は0歳クラスは兼用。
兼用のメリットは、
- 大きめサイズが使える
- 管理の手間が減る
などがあります。
お口拭き専用に選ぶなら、ガーゼ素材でできるだけ大きいサイズにしましょう。
口周りを拭くのでできるだけやさしい素材でガーゼがおすすめ。
ただ、かなり縮んでしまうので、汚す範囲が広い0歳クラスではあまり向いていません。
大きめのタオルのほうがありがたい、と先生に言われました。
本当にシンプルなハンドタオルでもいいかもしれないですね。
ここは先生に意見をもらいましょう。
- 30cm以上(理想34cm)
- 綿100%
- ガーゼ素材
ガーゼ素材にすると結局、大人用のミニタオルくらいの大きさになってしまうのが欠点。
お食事エプロン
お食事エプロンは、子どもが食べることに集中できることを重点において選ぶようにします。
- シンプルなデザイン
- キャラクターは避ける
- シリコンは避ける
- スナップボタン
キャラクターを見てテンションを上げて食べるのは、2歳になる頃からです。
0歳クラスでは、キャラクターが気になって食事に集中できない子も出てきてしまいます。
できるだけシンプルなデザインを選びましょう。
また、エプロンを留めるところがスナップボタン・マジックテープの2種類がありますが、オススメはスナップボタン。
自分で引っ張っても外れてしまうと大変だからですね。
ちなみに、1歳半頃からはマジックテープにして、自分で着脱に取り組みます!
素材に関しては、シリコンビブのようなしっかりしたものだと園での管理が大変なため避けましょう。
毎日ハイターにつけても半年もすれば汚れが目立ってくるので、コスパの良いものを選べばOKです。
防水加工されてる布製と、ビニールっぽいものと2種類あります。
我が家では乾燥機にかける都合で布タイプのものを使ってます。
布製→カビやすい
ビニール製→破けやすい
西松屋のオンラインショップを見ても、布タイプは人気で1月末には売り切れが多いですね。
靴下
洋服の中でも、靴下は子どもの成長のためにも選び方を気をつけましょう。
0歳クラスで最初に自分でやる練習として「靴下を脱ぐ」ということをやります。
そのため、くるぶし丈の長さを選ぶのがオススメです。
自分で靴下が履けるようになるまでくるぶし丈!
私の保育園では室内で靴下は履きません。
ということは、靴下を履くシーンは、
- 送迎時
- 外遊び、散歩
といった、移動を伴うケースになってきます。
できるだけスムーズに靴下の着脱ができるように、子どもの好きな柄を選んでいます。
登園着の選び方については、また別の記事で紹介しようと思います。
意外と慎重に選ぶべきだった0歳入園準備
0歳保育園の入園準備について、どんなものを選ぶべきかイメージが持てましたか?
やはり困ったら保育園に直接聞いてみるのが1番です。
聞いてみると結構細かく教えてくれます!
園で特に指定がない場合には、今回紹介したポイントを意識して選びましょう。
この記事で紹介した商品はどれも通販でも人気のものになっていますので、参考にしてみてください。
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